その人らしい生活の支援を!!
当院リハビリテーション科では、患者さま及び家族さまの『その人らしい生活の支援』を行えるように、スタッフが連携・協力して、患者さまの退院後の生活を常に考えながら、心身機能訓練だけでなく、日常生活動作に応じたリハビリテーションを提供できるよう取り組んでいます。
リハビリテーション科スタッフ
当院リハビリテーション科では、専門的なリハビリテーションスタッフとして、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が従事しています。
入院患者さまのリハビリテーション
入院後は、以下の流れに沿ってリハビリテーションを実施させていただきます。
リハビリテーション実施計画書の作成
入院決定後、ケアマネジャーや患者さま、家族さまへの面談情報をもとに、患者さまの心身の状態や食事・排泄・入浴といった日常生活動作能力など、入院前の生活を把握した上で、医師や看護師など院内スタッフで検討会議を行い、その患者さまに応じた目標と方針を決定して、医師よりリハビリテーションの指示が出されます。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士による専門的リハビリテーション開始
患者さまの状態に合わせて、実施内容が異なります。
その人らしい生活に向けた支援を
患者さまの心身状態や能力に応じた個別のプログラムを立て、リハビリテーションを行います。
チームカンファレンスによる今後の治療方針を相談
定期的に、医師、看護師や管理栄養士や薬剤師などの病棟スタッフ、リハビリテーションスタッフ、相談員、ケアマネジャーなど、患者さまに関わるスタッフが集まり、心身機能や病院内での生活状態などの確認、また、患者さまや家族さまからの面談情報の共有を行い、今後の方針の相談を行います。
退院約1週間前~1か月前 退所前訪問(在宅復帰される方)
退院が決定すると、患者さまと一緒に病院スタッフなどがご自宅を訪問します。
家の出入りやトイレ動作など実際の生活動作を行っていただき、必要に応じて住宅改修やベッド・車椅子などの福祉用具のアドバイスや、家族さまに介護方法の指導などを行います。
約3ヶ月ごと リハビリテーション実施計画書の更新
心身の状態や生活能力の改善などに伴って、目標や方針を見直します。
外来患者さまのリハビリテーション
外来診察後、医師よりリハビリテーションの指示が出されてリハビリテーション開始
外来診察後、医師によりリハビリテーションが必要であると診断された方は、リハビリテーションの指示が出ます。
心身機能や日常生活動作能力など、現在の生活を患者さまからの面談情報や診察により把握した上で、医師や看護師など院内スタッフで検討会議を行い、その方に応じた目標と方針を決定します。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等による専門的リハビリテーション
患者さまの状態に合わせて、実施内容が異なります。
【その人らしい生活に向けた支援を】
患者さまの心身状態や能力に応じた個別のプログラムを立て、リハビリテーションを行います。
物理療法(患部を温める治療や機械を使用した治療)が開始
夜間診察もあるので、仕事の後でも通院できます。
当院では、月曜・水曜・金曜日は夜間診療も行っています。
その為、「仕事があるからリハビリを受けれない」「昼間はどうしても外せない用事があるからリハビリに行けない」という方でも、リハビリテーションを受けることができます。
*注意:夜間診察(理学療法を受けられる方)は予約制となっています。
詳細は『外来診察』ページをご参照ください。
職員教育 ~研修会~
専門的な知識・技術を必要とする私たちは、医療関連の研修会の他にも、専門的なリハビリテーションの研修会に参加して、患者さまに最適な治療を行えるように日々努力しています。
当院では、研修会を積極的に行い、知識や技術を学ぶことのできる職場環境を整えています。
院内研修(月に4回実施)
新人研修会・症例検討会・勉強会(基礎編、応用編、伝達講習)を実施しています。
院外研修
院外の研修会にも積極的に参加。
例:高次脳機能、認知神経リハビリテーション療法、環境適応 など